うっかりと昨日という日をやり過ごしてしまいましたが
2年前の2月18日 福島大野病院で産婦人科医が逮捕されました。
私はこの逮捕を不当なものと感じます。
去年11月に出産し、日本の産婦人科医療の恩恵を受けた身としても人事としてはいけないと感じています。
(なのに昨日という大事な日を過ごしてしまったばか者ですが。)

今年使っている日記帳は「ラジオ深夜便」の手帳ですが、(あぅ、昔からのファンです、深夜便。)それにのっている昭和大学医学部客員教授の出浦さんの言葉が胸にささります。
「病気の治療は、医療側の責任が重大です。しかし患者自身が果たす責任はそれ以上におおきいのです。医療側に甘える患者であってはなりません。」
この言葉、治療だけでなく医療の恩恵を受ける側の心得としてもそのとおりだと思うのです。
患者、そして患者の家族、周りの者。
医療を受ける側の責任は大きいのです。
たぶん、出浦さんの言葉を「医師の傲慢」「えらそう」と受け取る部分があればそれは「自分の責任」に気づいてない証拠だと思います。
そして、私自身もともすれば、そう思ってしまいそうな、弱い人間です。
そうでないよう、そうならないよう折に触れ「医療」についてのいろいろを考えたり、知ったりしたいと思います。

そして、大野事件の裁判で医師の方の無罪が早く確定しますように。